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ホッと出来たのは日曜日の夜。

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熟年離婚

娘が小さな頃はとにかく健康に育つ事を願っていました。

身体にいい外気峪をさせたくて、日中必ず行っていたお散歩や公園遊び。

平日は公園で近所のお友達と遊んでいました。

同じくらいの歳の子供が近所に何人かいました。

見知らぬ土地でしたが、同年代のママ友も出来、

母子共々交流しながら過ごしていました。

地元の人が多かったので色々な情報も教えてくれて

有難かったです。

いつの間にか縁は切れてしまいましたが、

事あるごとに思い出しては感謝の気持ちになります。

今のように携帯が普及して、

SNSでもあれば何かしら繋がっていられたかな、と思います。

周りに血の繋がっている親戚もいれば、

もっと賑やかな環境で娘を育てられたとは思いますが、

ある意味煩わしさがない日々でした。

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でも、平穏なのは平日の昼間だけでした。

何しろ、私が働いていない=楽をしている

という考えの人と結婚してしまっていました。

家事を手伝う訳でもないのに、数年毎の異動の度に

私にそこでの仕事探しを要求します。

見知らぬ土地でも乳幼児の子供を預けて

その土地にいる間の仕事を見つける選択肢は

私の中にありませんでした。

なら単身赴任という選択肢がいいと思っていました。

働くのは大変な事は理解しています。

でも、子育てや家事も立派な大切な仕事です。

家事を全くしない人が一緒より、

娘と二人の方がまだ自由が利きます。

そんな提案を私がすれば、また暴力を振われるので、

まるで私が働かないでいさせてもらっている、

というその人の態度に否定出来ずにいました。

私や娘が楽しそうにしている事を喜ぶ人ではありませんでした。

子供中心の生活に対しても不満でいっぱいでした。

子供に対する愛情も薄い人でした。

そして娘の父親は家でのんびりする事が嫌いな人でした。

とにかくどこかへ行ったり行楽を好む人でした。

かと言って、子供がいたら、出かけられる場所も限られます。

でも、たとえ限られてもその時期ならではの楽しみ方があれば幸せだと

一般的には男性も思うのではないでしょうか。

もしかしたらそういう方が目に入るだけなのでしょうか。

家でのんびりしていると余計に機嫌が悪くなるので、

とりあえず出かけます。

近場に行きたがらないので、とりあえず車で少し遠出をします。

大きな公園等に向かいます。

行く途中から、機嫌が悪くなり、

「つまんねぇー」と連呼します。

「ゴルフでも行ってた方がよっぽど有意義。」

等と言いながら運転します。

子供をあやしながら、絶えずご機嫌を取っていたので気が休まりませんでした。

帰宅した日曜の夜は、とにかくホッとしたのを覚えています。

そんな自分がとても虚しかったです。

働いていると日曜日の夜は嬉しくない事が多いですよね。

その気持ちも充分わかります。

日曜の夜が楽しみになる人とは一緒にいるべきではありません。

特に結婚はすべきではありません。

家庭はみんなが思いやりを持って居心地の良い場所であるべきです。

でも、情けない私は、娘を片親にさせたくない、

ただその思いだけを優先して、

直近の毎日だけをなんとか過ごす日々を選んで生きていました。

※このカテゴリーは過去の話から順に綴っています。

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