転職活動の現実

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仕事

パワハラに合って、多発性円形脱毛症になって、それでもパワハラした人が居座る会社に、私がそのまま留まることについて、たくさんたくさん考えました。

「こんなとこ、辞めてやる!」

これが本音です。

何も考えずにそう言ってスパッと辞められたらなぁ…。

心身より大切な物はありません。

自分の心身を第一に考えられたら、すぐに辞めるべきです。

状況が少し改善されたくらいでは症状の方は改善されず、ずっと治らなくなってしまうかもしれません。

誠心誠意頑張ってきたのに、苦しんて症状が出なければ、今もその状況で我慢し続けさせられた会社です。

問題のある人を都合よく押し付けられた…。

症状が出ている時点で、私の居場所ではありません。

分かっているんですが…。

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その一方で、頑張って10年以上続けている仕事を手放す悔しさがありました。

たくさんの事を苦労して覚えて努力してきました。

当たり前の事ですが、体調が悪くても、突発の休みはせず仕事に穴は開けませんでした。

自分自身で積み上げたものがありました。

何より私に非がありません。

娘と二人暮らしで、私もしっかり働かなければ生きていけません。

このコロナ禍で、50代。

転職活動は厳しい現実があります。

こんなになっても辞められない…。

何とか辞めない方向に自分を向けなければ…。

惨めな気持ちになり悲しくて仕方がありませんでしたが、そう向けている自分がいました。

でも、これはチャレンジすることからの逃げでもあるという思いが、復職予定日が近づくにつれ徐々に強くなりました。

何歳でも今が一番若い時。

少なくともあと10年位は社会で働ける年齢です。

多発性円形脱毛症ですが、辛うじてハゲの場所が正面からは少ししかわかりません。

もっとスカスカの頭にもしなってしまったら、面接もますます厳しくなる!と焦り出しました。

やってみないとわからないと思い始め、思い切って派遣の仕事に応募してみました。

今はネットで申込みが出来て、翌日の面接の予約をしました。

10年以上ぶりの面接です。

派遣は登録したこともなく、全てが初めてで戸惑う事ばかりでした。

とにかくチャレンジ!チャレンジ!と自分に言い聞かせて、道に迷いながら面接会場に到着。

娘世代の女性が受付と案内担当でした。

無機質な部屋で淡々と説明と事務作業。

そして筆記試験。

一般常識を10分間。

割り算なんて、何年ぶりに紙でやったか…。

それなりの出来で終了。

その後、やはり娘世代の男性が面接担当。

社会はそういうものですが、ちょうど娘世代が採用側にいると、複雑な思いがありますね。

志望動機は準備していた回答を伝えられたのですが…。

すぐに始まる研修の件で、在職中であることで直ぐに現職を辞められるかを聞かれました。

辞められるとしても現職の規約違反にならないかと、指摘されました。

研修をもう少し後の日程で出来ないかと尋ねると、難しそうでした。

でしたら、次の募集で…と。

そうか…派遣ってそういうものなのか…。

微妙な雰囲気で終了。

採用者のみへ連絡という事でしたが、やはり来ませんでした。

勉強になりました。

そして、一歩前に踏み出した自分を褒めました。

もっと計画的にこれからも転職活動に前向きになるきっかけになりました。

現状に留まることだけが全てではない、という事が分かりました。

そして現実を知る事で堂々ととにかく今は、生活のために復職するということへの決心がつきました。

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