ヒステリックな同僚からのパワハラで多発性円形脱毛症になってしまいました。
同僚でパワハラ?ですが、私は他の所から来た新参者だったので、今の勤務地ではKさんは先輩にあたります。
ですから、上下関係はあったのでパワハラになります。
初日から高圧的で迫力があり、嫌な予感が大いにありました。
そんな態度で私に接しても、周りはまるで私のお手並み拝見かのように、困っっている私の様子を傍観していました。
どこでもある事ですが、新参者に興味津々で近づいてくる人もとても多かったのです。
良い意味なら嬉しいのですが、そうではありませんでした。
新参者には冷たく厳しくして威厳を現す人が多く、前途多難な予感もありました。
そんな中でも目立っていたKさんと私は、ほぼ一緒のシフトになっていました。
気に入らないことがあると、泣いたりわめいたりする人で、騒ぎ出すとその異様な様子に部署内が静まり返ります。
自分には甘く大きな間違いをしても言い訳を堂々として押し通し、他の人には小さなことでも執拗に責めたて許しません。
大の大人が気持ちのコントロールが出来ずに、大きな声でヒステリックに一方的に責めたてるのです。
アンガーコントロールが出来ない人というのでしょう。
職場でここまでの人は初めて出会いました。
もうそうなったら、止まりません。
私が矛先になる事が最初からありましたが、後輩として私が従うことでどんどん甘えてきたのでしょう。
たとえ自分に非がなくても私が感情を押し殺し、Kさんを優しく諭すしかなくなります。
もし私が感情を押し殺さず我慢しない方法があるとしたら、一緒になって怒り狂うしかありません。
そんな事をして同じ土俵に立つなんて、それこそ同じレベルになってしまいます。
羞恥心が普通にある私はそんな事出来ませんでした。
だから私が大人になるしかなかった…
我慢、我慢、我慢。
その上、勤務態度にも問題があり、突発の休み、遅刻、早退、休憩時間の大幅オーバー等、やりたい放題でした。
こんな事がまかり通っていること事態、異常です。
まわりはみんな関わりたくないので、放置状態。
後から知ったことですが、私の前任者もその人のパワハラで出勤出来なくなり、退職したということでした。
しかも前任者はその人から仕事を一から教わっていたのです。
さぞかし罵声を浴びせられ、辛い思いをしたでしょう。
それでも、誰も助けていません。
みんなその事を知っていたので、関わらない事も越した事はないと見て見ぬふりをしていた人がたくさんいたという事です…。
子供のいじめと一緒で傍観者もある意味同罪だと思います。
その前任者に対して
「可哀そうだった…。」
と話す人にも嫌悪感を感じる私は当事者だからでしょうか。
寂しい職場だと思いました。
私の前任者は人事部にKさんのパワハラに対しての抗議文を出していました。
そこまでしても上司からも本人には何のお咎めもないまま、私は着任しました。
私が次の被害者になることは容易に想像出来たはずなのに…。
みんなはその人と関わりたくないから事なかれ主義に過ごせばいいだろうけど、私はそうはいきませんでした。
正義感を振りかざしていた訳ではないけど、その人と向き合うことも仕事の一つとして頑張って過ごしていました。
私にとって、仕事は生活をするものでもあったから、頑張るしかなかった…。
助けてくれる人がいない中、神経をすり減らし苦労して我慢の毎日が続きました。
そして、遂には円形脱毛症になってしまいました。
腹痛や不眠もありました。
人間って我慢しすぎちゃいけないんですね…。
まさかそこまで私の心身が壊れていた事実に、ショックで立ち直れなくなりました。