不倫発覚の日

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熟年離婚

自分の身内がいなくなってしまいましたが

私はそれで普段は特に困る事はなく

時は過ぎていきました。

ただ娘はこれからの人間で

身内はなるべく多くいた方がいいと思っていました。

もう夫の親兄弟のみが

娘にとっての

唯一の祖父母、叔母。

私にとっては義理だけど

娘にとっては血の繋がった身内。

だから娘を通して大切な存在と思い

義理の両親は大切にしていたし

将来的にもお世話するつもりでいました。

義理の両親宅は片道車で約600キロ。

渋滞にかかると軽く10時間以上かかりました。

運転はもちろん私が半分以上。

大変でしたが

年に2~3回帰省していました。

娘が高校3年生の春でした。

帰省していた時。

夕食もお風呂も済み

私は部屋で

娘と荷物の整理をしていたところでした。

私にメールがきました。

見ようとしたら

夫が慌てて部屋へ入って来ました。

「間違えたから、見るな!」

と。

見ないわけもない。

不倫相手へのメールを私へ誤送信。

ハートマークがたくさんの

高校生カップルのようなメールでした。

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