転勤するから
社宅を速やかに出るようにと
夫からの連絡。
社宅は実際
夫が管理人に言えば実際入れる場所で
勤務する本人がいないという異質な暮らしでもあり
居心地が悪いものでした。
社宅は会合も多く
そのたびに
ご主人たち中心の若い世帯に交じって
私が参加。
本人が住んでいなければ
出されてしまうので
小さくなってこそこそ過ごしていました。
引越し費用は会社負担という事なので
寧ろ引越し費用なく社宅を出られる良い機会でした。
ただ準備期間が短い…
すぐさま
賃貸マンションを探し始めました。
ですが東京。
何しろ家賃が高いのです。
そして非正規雇用の私が契約するのが難しく…。
でも、これは私の想定の範囲で
社宅を出る時に賃貸を契約する際は
夫が保証人になる旨は
調停でも文書に入れています。
屈辱ではあるのですが
親兄弟がいない私は保証人がいないので
苦肉の策なのです。
正社員ではないと保証協会も難しい…。
散々調べて
どうしようもなく打った策でした。
離婚していれば
公営住宅等の案もあるのですが
別居の場合は収入が私だけの所得で検討されないので
優遇処置もありません。
生きていくために、ぎゅっと目をつぶる事もあるのだ
と自分に言い聞かせました。
我が家にはピアノもあり
小さなワンルームという訳にもいかず
マンション探しは難航しました。
ですが
引っ越し代なしで
社宅を出られ
私と娘しか絶対に入れないマンションで暮らせるのは
嬉しい事となります。
やっと安心した場所で暮らせます。