前日や朝に
「あー仕事行きたい!」
という人はなかなかいないのではないのでしょうか。
やりがいのある仕事で達成感があったりすれば
積極的に出勤したくなる場合はあるかと思いますので
一概には言えませんが…。
休日の方が良いには決まっています。
でも『無』で行ける事はあると思うのです。
仕事を続けられている人のほとんどがこれに当てはまるでしょう。
いわば習慣とも言うのでしょうか。
賃金が入る事への喜びや安心感があるのは事実なので、
お昼に食べるご飯を楽しみにしたり、
ネイルをした指先を見ながら仕事をするのを楽しみにしたり、
洋服、靴、靴下、たとえハンカチ一枚でも新調した時はテンションも上がり
そんな些細な事を支えにしたり…。
まぁ何もなくても多少の嫌な内容の仕事があったにしても
私も『無』で行く事が出来ていました。
今の勤務地になるまでは…。
それでも最初の頃は自分に向けて
『前向きに、前向きに』
唱えていましたが、だんだん虚しくなってきました。
無理になってきたからです。
そして、呟くようになってしまいました。
「明日、仕事行きたくないなぁ…。」
朝、目覚めてすぐにも呟いてしまいます。
「行きたくない。」
情けなのですが、自分に嘘はつけなくて、
我慢もよくないので、ため息をつきながら呟きます。
私の心を閉ざしている主な原因は『人』です。
それでも、まだ行く事が出来ているので、
重症ではないとは思っています。
重症になると、本当に行けなくなるのでしょうね…。
改善出来る事を考えてみました。
職場でも掛け合う言葉が大切です。
社交辞令でもいいので
「それ可愛い。」
「上手ですね。」
「さすがですね。」
これらは潤滑に必要な言葉です。
私はこれらの言葉を使うのも好きですし、
もちろん言われたい言葉です。
でも今そもそもそういう言葉を言う人使う人がいないのです。
何でもいいのです。
褒め合う、というのは認め合う
という事です。
一方通行では虚しいので、気が付くと私も言わない人になっていました。
ハンカチ一枚もどうでもよくなっている私がいます。
他人はどうであれ、意識を戻さないといけない。
些細な事でもいい。
一人で勝手にでもいい。
小さな楽しみを見つける事をしよう。
服装も何でもよくなっている今を変えて、
少しおしゃれを心掛けたら、
何かが変わるかもしれない…。
そして自分を褒めてみよう。
「今日の私イケているから元気出して。」
と。
自分を取り戻すためにも
先ずはせめて仕事に行ってから
「帰りたい。」
となるように努力してみます。
そこから、です。