自死家族⑤ 姉との闘い、父の代わりに

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自死遺族

人生で弁護士の先生に依頼する出来事が起こるとは思ってもいませんでした。

ほとんどの人が弁護士の先生とは無縁なまま人生を終えるでしょう。

実際私の周りを見回してもそうです。

反面、突然事件に巻き込まれて依頼するような

過酷な人生を送っている方もいるでしょう。

人生は予想もしない事が起こります。

揉め事や事件や事故の無い

いつもの日常は本当に偉大なのです。

本来助け合う間柄の家族間で話し合いが出来ず

闘いになるのは寂しいし辛いことです。

私は姉との件で弁護士を立てますが

その後、結婚していた相手へも弁護士を立てる事になります。(その件は別カテゴリーになります。)

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高齢の父が長女である姉に弁護士を立てる決心をしたのは

相当の覚悟でした。

立てる前に追い込まれて

父は諦めてしまいましたが、

実際私自身がその立場になって

その事柄その事態が弱っている心にストレスとなる辛さを思い知らされます。

父の辛さは私の非ではなかったのだと…。

先ず弁護士の先生が

どうしても別世界の人に感じるのです。

真っ新の相手に最初から事情を

ましてや法律のプロに話す事の難しさもあります。

もちろん依頼した時点で味方なのですし、

何を話しても想像以上に寄り添った回答をしてくれます。

でも、緊張するのです。

これは凡人のコンプレックスですかね…。

費用も高いですしね…。

敷居がとても高い世界で、

接する事に慣れません。

私は父がいざとなったら弁護士を立てる

と私に言ってきた時に応援すると言いました。

言うのは簡単でした。

でも、きっと父の心の中は不安でいっぱいだったと思います。

闘う事無く逝ってしまいました。

応援するような事を父に言うだけ言った私は

言葉に責任を取らなければいけないと思いました。

父を亡くしてからショックで激やせしてしまった私でしたが、

床に伏せてはいけないと思いました。

私が代わりに闘う事が残された私の責任でした。

そして、弁護士の先生から

姉宛に書面で代理人として話し合う旨の連絡を入れました。

その後、

姉と義兄からの恐ろしい程の着信が入りましたが

もう私は電話に出る事も返事をする事もありませんでした。

姉夫婦は、

嫌がらせの電話を結婚していた相手の実家まで掛けてきました。

結婚していた相手からも義両親からも

とても嫌がられました。

特に義両親は関係ないので私は姉夫婦の行いを謝罪しました。

暫くして

姉も弁護士を立てました。

私と姉の最後の話し合いが両弁護士を通して始まりました。

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