円形脱毛症になる環境とは

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仕事

私は非正規なのですが、転居のため、異動して今の勤務先へ着任しました。

勤務する会社は大手ですが、非正規では異例でした。

転居の後すぐに子犬を飼い始めたのも異動の希望を出した大きな理由の一つで、通勤の時間を短縮する事で、世話が出来る時間を少しでも増やしたかったのです。

自分で希望を出し納得の上での異動でした。

以前勤務していた場所でも、色々な人はいましたが、概ね平和に過ごしてきました。

後から考えると恵まれていました。

そこでは友人も出来て、何かあれば相談出来る上司もいました。

その上司に相談した上での異動でした。

私は子供の頃から外面が良いと言われていて、心の中はともかく表面上は苦手な人が少ないです。

そのため、どこでも大丈夫と自負がありました。

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でも、そこに着任した時は、あまりの陰湿さに驚かされました。

どこの会社でもあるあるだとは思うのですが、とにかく新しい人に冷たい。

私に限った事ではありません。

そのくせ、面倒なこと、頼みずらいことは新人へ押し付ける環境が凄すぎたのです。

例えると、たちの悪い中学生の部活のようでした。

ベテランばかりが優遇されて面倒な事はやらされない上に、新人が困っていても助けようとしないのです。

寧ろ他部署の人と一緒になって責めたり…これはもう…仲間ではありません。

私は異動はしたものの、真っ新の新人ではなかったため、新人を励ましまして、力が無いなりに庇いました。

涙を浮かべて喜んでくれましたが、新参者の私では大したことも出来ず、そんな環境は改善される訳もありませんでした。

人格の良い新人さんほど次々と辞めてきました。

もちろん新参者の私へも厳しい風が吹いていました。

慎重で怖がりな私は元々あまり間違いや失敗がありません。

もちろん完璧ではありませんが、指摘されるような失敗はほぼしませんでした。

それだからなのか、小さなメモの書き方を指摘された時は、がっかりでした。

さすがにこれ、直すべき?レベルな指摘です…。

陰湿だな…。

ほのかに香る柔軟剤も匂いがキツイと言われました。

一般的な誰もが使う柔軟剤です。

寧ろ臭いくらいのが良さそうな勢いです。

お化粧もしている人のが少なく、服装も部屋着?な感じの人が多く…。

女子力が低い故なのか…。

念のためハンドクリームも無臭に変えました。

難癖つけてきた人は香り付きでプンプンしていましたが…。

この人がこの後に私に激しいパワハラをする人です。

まぁ何か言いたいのでしょね…。

私は決してお化粧も上手でなく、寧ろ薄いし、しまらーですし、派手とは縁遠いです。

今までは、プチプラを含めおしゃれの話も普通にしてきたのに、合わさせられて同化してますますおばさんになりそうだ…。

その中で私はどうやって過ごしたら良いか、葛藤の日々となりました。

新しい勤務地での仕事で、まず苦労するのが周りの人を覚えること。

名前はもちろん人となりも分からないと普通に過ごせず、接する毎に緊張の連続です。

克服するには時間が必要ですが、新人ではない私はそんなことはすっ飛ばされて、周りとの関係が構築前では難しいことも新人ではないという前提で次から次へと押し付けられました。

周りとの距離を縮めるためには、嫌な事も快く引き受けることも必須なので、平静を装って引き受ける私。

良かれと思って頑張ると更なる試練が来ます。

やりにくい相手と仕事をするように仕向けられてしまうのです。

他の人たちが関わらないようにしている人とわざと接触させようとされたり…。

お手並み拝見なのか、苦労している姿を見たいのか…。

とにかく笑顔で過ごし決して誰の事も悪く言わず、隙を見せないようにするしかありません。

どこかで少しでも良くない事を言おうものなら、その事で虐められる雰囲気を感じていたので、気が抜けませんでした。

きっとちゃんと見てくれていた人も少しはいたと思うのですが、見分けがつきません。

やたらといきなりプライベートも色々聞いてくる面倒な人も目立ちました。

同じ部署の他の人がしてしまったミスも私に指摘が来ます。

本人には言いにくいからだとは思うのですが、日が浅い私に言うその人格にがっかりしました。

最初はどうしても標的になるので仕方ありません。

面倒な引継ぎほど、私に来ます。

そういうものこそ、そこでのベテランに頼む方が安心感があるものですが、仕事の効率よりも押し付けやすい人…という構造がこの職場にありました。

歪んだ人間関係はさすがにすぐに肌で感じてしまい、帰宅してからも職場の事が頭に残ってしまい、夢にも出てきてしまっていました。

前勤務地ではなかった事なので、前途多難な状況に愕然としてきましたが、家から近い事は恵まれていると思うようにして、家でリラックス出来るよう心掛けていました。

可愛い愛犬との時間も、通勤時間が軽減された事で長く取れるようになり、プライベートで幸せを見つけるように気持ちを切り替える努力をしていました。

ある程度は時間の問題で克服出来ると思っていましたが、一見良い人を演じて、私を利用している人がいることにだんだん気付き始めました。

事なかれ主義のリーダーでした。

いつの間にか、私だけが忙しくて少ない人数でのシフトに入れられていました。

彼女が私を有効活用し始めていました。

とにかくただただ自分を守る事を考えている人でした。

難癖つけてくる人が多いので最初はそちらへ気が行ってしまった私ですが、弱い者を追い込んでいる人物に気が付きました。

リーダーFさん。

リーダーFさんは「うめじゃむさんが来てくれて良かった。」と言いながら、助けてくれることはなく頼みごとばかり。口調は優しいからますます曲者です。

「みんなに頼んでいるんだけど」と言いながら、頼むのは新人たちか私のみです。

ベテランたちの名前は出しても、実際は頼みません。反発されて面倒になりたくないからです。

仕事の効率、平等よりも自分の立ち位置確保と自分の気持ちの負担軽減が優先のFさん。

このFさんが上司の顔色ばかり見てとにかくイエスマンのため、本来担当外の引き受けるべき内容ではなくても引き受け、仕事は多くなるばかりの部署になっていました。そして引き受けたものは力量のない新人へ押し付ける方程式です。

勝手に引き受けて自分だけでやるのならいいのですが、出来る訳もなく、最初から誰がやるのか想定しているのです。

押し付けやすい新人たちです。

弱い立場の人は守らず利用のみのリーダーなのです。

明らかにベテランより仕事量の多い新人の扱いを私が指摘すると、「悩んでいるみたい。話は聞いてあげているんだけどね。」と、話の矛先変えます。

新人なら拒否出来ない事を全て理解しての行動なのでしょう。

私の指摘で顔色が変わるのを私は見逃していませんが、それ以上言う事は出来ません。

上手く交わし、私よりずっとうわてです。

本気で悩んでいる人の話をただ聞くだけで、改善の努力はしません。ここまで事なかれ主義に徹することが出来るのは冷たい心から来るものだと思いました。

一見優しそうな話し方が、余計に冷たく私には感じようになりました。

困っている時には見て見ぬされているのにも関わらず、新人たちはそのリーダーに嫌われまいと言いなりになり、抱え込みます。

新人は必ずリーダーFさんに言いなりになってしまいます。

ベテランたちが強い人が多く、辛辣な言い方で新人の失敗を責める事が多い部署なので、言い方が優しいリーダーFさんが良い人に見えてしまうのでしょう。

しまいには、Fさんが困るから…と無理をするようになって…様子がおかしくなります。

それでも気付かないふりをするFさん。

上司にはウケが良いので、たちが悪い…。

上司にとっては、何でも引き受けて都合の良い人なので当然ですが、大変な思いをするのは弱者ばかりです。

着任したばかりで生意気と言われようが、辞めては入る新人を必死にかばい当然私もどんどん負担が増えていきます。

元々頭痛持ちの私の症状が悪化し、鎮痛剤が毎日欠かせなくなっていきます。

その横で仕事を上手くかわしながら談笑しているFさんとベテランたちでした。

私が意見出来るのは相当の年数が掛かりそうな事は理解していましたが、納得がいかない不平等さの不満が心の中でどんどん膨らんで行きます。

新しい環境の中、与えられた場所で生きていく努力をしていた私でした。

どんな事があろうと頑張ってきた仕事です。

離婚に向けて別居する事になった時、たとえ非正規とはいえ、仕事があった事が支えになっていました。

娘が高校入学の頃から働き始め、最初は扶養内で働く短時間勤務でした。

それまでは、数年毎にあった主人の転勤等で、なかなか働く事が出来ませんでした。

別居後は扶養を外れ、働く時間を伸ばしました。

当時上司にも恵まれ、仕事の仲間と仕事以外でもご飯に行ったり、私にとって居場所であり、心の支えになっていました。

結婚してからずっと専業主婦だった私にとっては、やっと掴んだ仕事でした。

離婚に向けての話し合いも難航していて、調停で婚姻費用を決めたのですが、約束が守られたのはほんの僅かの期間で、勝手にどんどん減らされました。

今は五分の一も支払われてません。

元々自分にしかお金を使いたくない人なので、私はもちろん娘の学費さえも、もったいないと考える人でした。

養育費や婚姻費用を支払わない人が多いですよね。

調停で決めた額の内容の書類も時間が経つと、相手が嘘でも「状況の変化」言い出したら効力がなくなっていきます。

収入の変化があれば改めて調停をすればいいのですが、話し合いに応じず、支払う方が一方的に大幅に減額してもそのままです。

弁護士の先生を立てても、支払わなければ、ただ弁護士の先生の費用がかかるだけです。

苦労して調停をしたのに…あの苦労は何だったのでしょう。

法的に罰する日は来るのでしょうか。

結婚に関しては、私が見る目が無かったので自業自得なんですけどね…。

でも、一度家庭に入った資格もない女性が働ける環境って難しいんです。

私の背景は抱える物があり過ぎて、とにかく、その時目の前にある試練に向き合うのが精一杯でした。

同僚のkさんからのパワハラは最初からありましたが、Kさんと向き合うのも仕事と思って我慢していました。

ヒステリックで気に入らない事があるとどうにもならなくなる人でした。

自分だけ言いたい放題攻撃して相手には何も言わせない。

まさにパワハラです。

このKさんとは誰も一緒になりたくなので、他から来た私が常に一緒に仕事をするシフトになっていました。

もちろんKさんがそういう人だということはリーダーFさんももちろん、上司も承知の上でした。

それでも生きていくために続けるしかなかったのです。

何年も我慢をして向きあっていた私の心身が悲鳴を上げたのです。

今までも辛い事たくさんありました。

それでも、心身は壊れなかったのに…。

こんな人のせいで自分の心身が壊れた事にびっくりでした。

周りにSOSを出していた矢先のことでした。

美容室で円形脱毛症が発覚したのです。

美容師さんから病院へ行くように言われ、そのまま病院へ直行しました。

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