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夫がドアを引っ張り破壊

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熟年離婚

夫は

別居としながらも自由に

私と娘が暮らす社宅と

女のところへ行ったり来たり。

私たちの生活時間はある程度把握していたので

特に留守時に来ていました。

私たちが在宅している時に

いきなり玄関が開くのは

その人でなくても

恐怖でもあったので

必ずインターフォンを鳴らすように

伝えていました。

ある日の深夜

さすがにもう来ないと思って

女二人の私たちは

カギと共にドアチェーンをしていました。

すると

玄関が突然開く音がしました。

その後

チェーンが掛かっている事に

怒り狂い

怒鳴りながら

ドアを物凄い音で引っ張っていました。

近所迷惑でもあり

止めるように促しても

怒りは収まらず収拾がつきません。

「オレの家にお前らがいるんだ!」

と言いながら

自分の部屋から何かを持って出て行きました。

いなくなった事に

正直、ホッとして

玄関を確認すると

ドアが大きく歪み

カギが掛からなくなっていました。

カギが掛からなくては何処へも行けず

困りました。

夫に連絡しても連絡は取れず

翌日が祝日で

社宅の管理人さんもいなく

仕方なく

カギ屋さんにお願いして修理してもらいました。

カギ事態を交換となりました。

カギを修理した事は

夫には伝えましたが

合カギはもちろん渡しませんでした。

この件で

身から出た錆で夫は

私たちが暮らす社宅へは

入れなくなったのでした。

社宅なので

完全にあちらが入れない保証はありませんが

不倫をしておいて

反省も改善もしない男が

勝手に来るのは耐えられない事であったので

とりあえず

少し安心して暮らせるようになり

こちらにとっては

結果

悪い出来事ではありませんでした。

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