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非正規50代。パワハラを受けた会社を退職。

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仕事

最後の日だから、行きたくないのか

最後まで、行きたくないのか、

朝から胃が痛い中、最後の力を振り絞っての身支度です。

ようやくこの日になりました。

最後の最後の日まで戦力としてのシフトになっていましたが

さすがに最終日は無理でした。

最後の出勤日になって

やっと人事の人から退職後の手続きの詳しい説明。

その担当の人はとても苦手だった女性。

人事の内容の仕事もなかなか受け取らないし

私が所属してした部署の仕事の内容でなくても

自分がやれない内容を切り口上で押し付けられた事が数回ありました。

誰も守ってくれない私たちは

何でも屋として押し付けられてきました。

あ…この人と最後の日に話すのか…

と咄嗟に思いました。

ところが、思いがけず丁寧で驚きました。

もう私が社内の人間ではなくなるからかもしれません。

退職してからも連絡しやすいようになったので

今としてはやる事やってくれれば結果オーライ。

休職したり時短になったりと

微妙な存在だった私が辞めるのは

残った人たちも言いようがないと思うので

最小限の人のみに挨拶をしました。

ずっと私が悩みを聞いていた人は

「自分ばかり聞いてもらって…」

と、私の状況を泣いてくれました。

まだ仕事がおぼつかない人で

私がずっとサポートしていた人は

「うめじゃむさんがいなくなったら

もう誰も仕事を聞ける人がいない。

助けてくれる人はいない。」

と、言って寂しそうに可愛いプレゼントをくれました。

そして、退職を伝えていた数名からプレゼントを頂きました。

経験の浅い人に気になる人がいました。

新人のサポートはみんな嫌がりました。

教えるのは大変だし、自分の業務が増えるだけだからです。

でも、教える担当者を決められないくらい業務が多い中で

新人の人はどんな人であれ、私は精一杯サポートしてきました。

分からないで仕事をする不安が分かるからです。

その中で、なかなか仕事が身につかず

他の部署からパワハラ的な言い方をされていた人がいました。

当人は暴言で精神的に参ってしまい

見かねた私は責任者に抗議するよう伝えたら

私から言って欲しい、ということになり…

私が責任感へ伝え、暴言を吐く人の責任者へ注意をするように

頑張って言って守った人でした。

その後、暴言はなくなり

ホッとして仕事をしていました。

その人は失敗も多くて、私は精一杯黙ってフォローしてきました。

私は決して善人になるつもりではなく

前からいる者の仕事だと思っていました。

その人は私が辞める事に対して

とてもそっけなかったのです。

少し寂しい気持ちになりました。

私も仕事で行った事なので

見返りを求めていません。

でもなぁ…

こういう気持ちになる事が見返りを求めていたのでしょうね。

でも、冷たく突き放す人たちの仲間にならなかった自分を

自分で褒めて終わります。

そして、責任者が私のところへ来て

「もし、ウチの会社の他の場所でこの先うめじゃむさんが

働く気持ちになったら、最後の上司として、褒めて褒めて褒めまくるから。」

と、言っていました。

私は声を出さずに時々、頷きました。

でも、それは、ないです。

私が生きる場所は、他で見つけます。

退社時間になりました。

忙しく仕事をする人たちの日常は

いつもをと変わりません。

変わるのは私だけ。

良い想いがないこの場所は

記憶から薄れるのに時間はかからないでしょう。

※少し前の出来事になります。

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