有責配偶者からの離婚調停。
それだけで
申立人が自分の都合で離婚の話を進めようとしている事が
常識があれば思いつくし分かるはずなのです。
調停委員なら尚更です。
申立人の言い分を聞いた上で
相手方である私に対しての状況確認は
絶対にするべきなのです。
ですが
浪費の事は隠し
不倫とは言わずまるで純愛のように『好きな人』
と表現をし
ストーリーを作成していた申立人の話を
正当とし調停は進行され
その一つ一つに反論する度に
調停委員から反論の証明をする事を課せられ
時間と労力がかかりました。
しかもこちらの主張は全く聞き入れられません。
DVやモラハラの話も調停委員に鼻で笑われた状況でした。
弁護士の先生は
申立人はそんなに話が上手いのか…
と不思議がりましたが
私には使った手段は想像がつきました。
人目もはばからず
「泣く」
です。
夫がよく使う手段だからです。
勤務先でも
意にそぐわない異動が出て泣いて取り消してもらった事がありました。
これが成功体験となり
希望の仕事から外されると
上司や同僚の前で泣いたようです。
そういった事も含め人格が問題視され
勤務先ではたくさんの上司に嫌われ
降格となりました。
でも
成功体験があるので
またやってみて成功したんだな…と分かりました。
調停委員の公平性が極端に無いため
弁護士から担当の裁判所書記官へ相談となりました。
調停は当事者両者の合意が前提のため
調停委員が片方の意思を無視することなど不可能です。
相手の言い分ばかり聞いている場合は調停を不成立にもできます。
ですが
準備して弁護士と日程を合わせ時間を作って
頑張って行っている調停を
こんな理由で不成立にする事に納得いきません。
調停委員は公平な立場なはずですが
こういった調停委員が残念ながら存在します。
基本的には調停委員の変更は出来ないようです。
それに変更したところで
また次がどんな調停委員にあたるかわかりません。
客観的にもひどい状態の場合
裁判所書記官から裁判官に報告して
裁判官から調停委員に指導・勧告してもらえます。
調停において公平性は重要な事です。
指導・勧告をする事は正しい公平性を行っていない
調停委員への戒めにもなると考えます。
個人でももちろん出来るようですが
ただでさえ気力がいる調停なので
この工程は更に精神的な負担が大きいものとなります。
弁護士が対応してくれた方がスムーズにいくので
結果このような事になってしまったので
私の場合は弁護士を依頼して本当に良かったです。