60代 電話、メール、郵便物のトラウマ 

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家族

約20年前にガンで亡くなった母。

母のガンの闘病は、痛くて苦しい日々でした。本人はもちろん家族も大変な毎日でした。

日々父が母の闘病を支えて、当時遠方の私は、娘を連れて週末に通って、両親の世話をしていました。

自宅に戻った後、父からの着信があると、よくない知らせかと思い、その度にビクビクしていました。

その後、母が亡くなり、それまでの確執やトラブルで父と姉夫婦が揉め始め、なんとかしたかった私にも、姉の牙が向き始めました。

アルコール中毒だった姉からの着信が表示されるたびに、心臓がぎゅうと苦しくなりました。思い通りにならない事があると、姉は電話の向こうで叫んでいました。

その後、父は自ら命を絶ちました。

絶望の中、私の次の試練は元夫との離婚問題。

弁護士が入ってからは、直接の連絡は基本的になくなりました。

元夫は、虚偽、嘘のオンパレードの人だったので、そのたびに反論の準備。

弁護士との打ち合わせや連絡。

元夫から直接でないにしても、弁護士からの着信は、私の日常に影を落としました。

神経を使う時間に突入するからでした。

何度弁護士が元夫に注意しても、直接元夫からメールがきて、自分勝手な要望を主張してきました。

自宅に元夫宛てに届く郵便物。その名前を見るだけで嫌悪感でいっぱいになりました。

電話、メール、郵便物は、我慢して聞いたり、読んだり、そして、戦ったりするツールとなり、私の中で負になりました。

今はもう穏やかな日々です。

ですが、知らない番号の着信や重要な郵便物を見ると、過剰に心がぎゅうとなる癖が抜けません。

未来の起こってもいない負の心配をしないようにと、自分に言い聞かせます。 

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