私は50代の終盤で転職をして、今、働いている部署で下っ端の存在です。
入社して1年半以上経ちましたが、後から入社した人は辞めてしまったので、ずっと下っ端。
全体的に年齢層が高いので、若い人は厳しい環境です。
だからといって、60代の私なら大丈夫かといえば、それは別で…
歳下の上司たち。敬語なのが救い。
私は職場の男性のため口が苦手。よほど愛がなければ嫌です。笑
一緒に働く女性陣。
最初はかなり気を遣ってくれましたが、ちょっと気を抜いてくると、厳しい態度を示します。
その会社のやり方が社会の当たり前ではない事を、同じ世代の女性陣には理解がありません。
確かに私は未熟だけど、会社によってやり方って同じ事は少なくて…出来て当たり前の事って少ないんです。
若い人くて未熟だと、『成長』という言葉で厳しくされる事が多いと思います。
歳を重ねた新人には『そんな事も知らないの?』が加わります。
そんな時、歳を重ねての経験値で、『流す』という技を脳内で行います。
失礼な事を言われても丁重な姿勢で流します。
何も感じない鈍感な人に見えるかもしれませんが、『相手にしない』『同じレベルの精神にならない』をモットーに
平常心を心がけます。
心の割れる音が聞こえても…
『流す』と『惨め』は紙一重。
続けるからにはこれも仕事だと思って、前を向きます。